【表3,グラフ1:大区分としての16件の反対意見】 16の項目に分けた反対意見(大区分)/59の項目に分けた反対意見(小区分)/意見数(298) 1/制度導入の速度、情報/議論不足に関すること/制度の内容が不明瞭/説明不足、慎重な検討が必要/今ではない、議会で議論すべき/議論不足、国の見解を待つべき/75 2/制度の必要性に関すること/利用する人がいない/必要性を感じない、税金を投入してまで必要な制度とは思えない、当事者が望んでいないのではないか、法的に認められないので無意味な制度、現行の制度で対応できる、他の問題の方が重要、性的少数者は差別されていないので必要ない/49 3/婚姻制度・戸籍に関すること/事実婚が増える、様々な婚姻の形態が容認されていく恐れがある(一夫多妻、重婚、近親婚など)、結婚を真面目に考えない人が増える、離婚が簡単に起こる、通常(男女)の結婚の意義を伝え、異性愛者で結婚できない人の支援を進めるべき、男女/一夫一婦の結婚(観)の崩壊につながる、同棲の推進に繋がる、夫婦別姓につながる危険性がある、戸籍制度の混乱や廃止につながる危険性がある/29 4/性的指向・性自認・性の多様性に関すること/性自認と性的指向を一緒に考えるのはおかしい、「性自認」によって、女性が不利になる、同性愛を治療できる医療を開発した方が良い、同性愛者は支援の必要はない、不自然な生き方を認められない、性の多様性の押し付けになる、性の「不変性」を同性パートナーシップの制度導入の論拠とするのはおかしい、生まれた性を尊重すべき、同性愛者・性別違和が増える、パートナーは異性であるべき、性道徳、性倫理という観点が不足している/27 5/家庭・家族に関すること/伝統的な家庭(観)、家族制度の崩壊につながる/24 6/子どもに関すること:育てる/性の属性や性役割を子に教えるべき、異性の両親の方が子が幸せになる、子に悪影響が出る、子の人権が守られない:児童虐待や離婚の際の対応など/17 7/憲法・法律に関すること/異性婚前提の第24条の憲法違反、法的効力がないのに婚姻と同等の権利があるのはおかしい/法律違反、この先に法的効力を持った制度がつくられる危険性がある/14 8/子どもに関すること:産む/子どもを産まなくても良いというメッセージに繋がる、婚外子が増える、同性では子孫が増えないので少子化に繋がる(人類の衰退)/12 9/パートナーシップ制度以外の施策に関すること/性的少数者の問題に関する啓発が先、パートナーシップ以外に支援の方法がある/10 10/非当事者の生きづらさに関すること/生きづらさは誰もが持っている、当事者以外が生きづらくなる、逆差別が起こる心配がある、直感的に受け付けない/10 11/犯罪の懸念に関すること/性犯罪が増加する/9 12/手続き上の問題/行政の仕事に関すること/通称名の容認は手続きを混乱させる、行政の信用が下がる/8 13/性的少数者の生きづらさに関すること/当事者が特別視されてかえって差別される/6 14/日本の伝統・文化・価値観に関すること/日本の価値観に合わない、天皇の重要性がなくなる、伝統的ナショナリズムの精神文明が破壊される/3 15/政治的な立場に関すること/特定の政党の日本の破壊活動を援助するものである/3 16/制度の対象者に関すること/同性以外のカップルでも使用できる制度をつくるべき/1 17/その他 弱者に対する施策が多すぎる/1