遡航

資料 北村小夜著作リスト 竹村文子増田 洋介
20220915 『遡航』003号 pp.95-108
キーワード:北村小夜、障害児の高校進学、共に学ぶ、インクルーシブ教育、共生
要旨
1970年代から現在に至る障害児の高校進学の取り組みを知るための端緒として、中心的人物のひとりである北村小夜の著作リストを作成した。このリストでは、調べがついた範囲ではあるが出版年だけでなく月日まで記載している。
作成にあたっては、国立国会図書館サーチ(NDL Search)やCiNii Research・CiNii Books、Google Scholarの検索結果に加えて通常のウェブ検索も駆使し、出版社のウェブサイト等も参照した。また、立命館大学生存学研究所のメーリングリストに寄せられた情報によって把握した著作も記載している。『季刊福祉労働』(24号までは『福祉労働』)に掲載された著作については、創刊号から最新号までの現物を確認した。
数十年前に出版されたものや一般には市販されなかったものなど、現在では入手困難な著作も多い。北村氏本人からいただいたものや埼玉のわらじの会から取り寄せたもの、関係者から寄贈され生存学研究所の書庫に収蔵されているものなど、貴重な著作もリストには含まれている。今後も引き続き情報を募り、生存学研究所のウェブサイト(arsvi.com)上でリストの更新を図っていきたい。

■書籍

北村小夜編 19750601 『五くみ・くせえの――特殊学級を考える』,大田区特殊学級を考える会
北村小夜 19750801 『野麦峠はいまも――進学の途を絶たれた特殊学級卒業生たち(その一)』,大田区特殊学級を考える会
北村小夜・小山 益男・斉藤洋幸編 198503 『普通学校に入って自立を探る――障害児とかかわる親・教師・介護者の記録』,明治図書
北村小夜 19870225 『一緒がいいならなぜ分けた――特殊学級の中から』,現代書館
北村小夜が語り、北村小夜と語る集い実行委員会編 19880831 『おもちゃ箱ひっくり返した――ひとりの女・教師の半生』,現代書館
北村小夜 19910220 『慈愛による差別――障害者は天皇制を見限り始めた』,軌跡社
北村小夜 19921115 『再び住んでみた中国――長春(旧新京)で日本語を教える』,現代書館
北村小夜編 199311 『障害児の高校進学・ガイド――「うちらも行くんよ!」14都道府県の取り組み』,現代書館
北村小夜 19970110 『地域の学校で共に学ぶ――小・中・高校、養護学校教師の実践』,現代書館
北村小夜・天野恵一 19990731 『「日の丸・君が代」が人を殺す!』,社会評論社
子どもの権利条約の趣旨を徹底する研究会編 20000819 『統合教育へ一歩踏み出す――条約・規則・宣言を使って』,現代書館
北村小夜 20040815 『能力主義と教育基本法「改正」――非才、無才、そして障害者の立場から考える』,現代書館
石川憲彦・北村小夜・鳥羽伸子講演・編著 200601 『子どもの脳が狙われている――今なぜ発達障害なのか』,アドバンテージサーバー
北村小夜監修・嶋田泰子文・内藤裕写真 200603 『いっしょがいいな障がいの絵本 1 ぼくの耳ってすごいんだぞ――目の見えないひと』,ポプラ社
橋本一郎・北村小夜監修・嶋田泰子文・内藤裕写真 200603 『いっしょがいいな障がいの絵本 2 おしゃべり、だいすき―― 耳のきこえないひと』,ポプラ社
北村小夜監修・嶋田泰子文・内藤裕写真 200603 『いっしょがいいな障がいの絵本 3 ゆめ、ぜったいかなえるよ――からだの不自由なひと』,ポプラ社
北村小夜監修・嶋田泰子文・坂本真典写真 200603 『いっしょがいいな障がいの絵本 4 ゆっくりって、いいな――ダウン症』,ポプラ社
北村小夜監修・佐藤陽一文・坂本真典写真 200603 『いっしょがいいな障がいの絵本 5 やっちゃんがいく!――自閉症』,ポプラ社
北村小夜監修・嶋田泰子文・岡本順絵 200603 『いっしょがいいな障がいの絵本 6 ぼくって、ふしぎくん?――発達の障がいADHD』,ポプラ社
「日の丸・君が代」強制に反対する神奈川の会編 20080905 『戦争は教室から始まる――元軍国少女・北村小夜が語る』,現代書館
志澤佐夜編 20101120 『「共に学ぶ」教育のいくさ場――北村小夜の日教組研・半世紀』,現代書館
北村小夜 20121220 「女を生きる――波瀾万丈の人生を生きてきて」,わらじの会編『地域とからだ――まなざしを問う わらじの会「共に生きるための市民福祉講座」記録集』:199-239
石川憲彦・北村小夜・熊谷普一郎・山口ヒロミ・山田真 20180125 『ちいさい・おおきい・よわい・つよい 118 こどもの「ちがい」に戸惑うとき』,ジャパンマシニスト社
北村小夜 20190915 『画家たちの戦争責任 藤田嗣治の「アッツ島玉砕」をとおして考える(教科書に書かれなかった戦争)』,梨の木舎
障害児を普通学校へ・全国連絡会編 20191214 『北村小夜のことばと私たち――分ける教育と戦争』,千書房
北村小夜 20200130 『増補改訂版 障害児の高校進学・ガイド――「うちらも行くんよ!」14都道府県の取り組み』,現代書館
北村小夜 20200416 『慈愛による差別――象徴天皇制・教育勅語・パラリンピック(教科書に書かれなかった戦争)新装増補版』,梨の木舎
「日の丸君が代」強制に反対する神奈川の会編 20200714 『増補版 戦争は教室から始まる――元軍国少女・北村小夜が語る』,現代書館

■論考

北村小夜 196910 「演劇教育で自主的創造性を」,『教育評論』237:24-27
北村小夜 196910 「心身障害児の劇指導」,『演劇と教育』169:14-17
北村小夜 197004 「特殊学級の演劇教育を考える」,『演劇と教育』174:24-25
北村小夜 197202 「中学生用学年別学習雑誌の問題(児童文化時評)」,『日本児童文学』18(2):82-85
北村小夜 197406 「教師としての自己を問う分科会に」,『演劇と教育』215:30
北村小夜 197504 「中学校特殊教育における“愛と性”の指導――知恵おくれの生徒と“感動をわかちあえる授業”を模索して」,『現代性教育研究』12:68-73
北村小夜 19761001 「学校をひらく――特殊学級と運動会」,『朝日ジャーナル』18(40):77
北村小夜 197610 「『拠点』としての特殊学級」,子供問題研究会編『「教育=共育」への発言――なぜ普通学級にこだわるのか』:**-**
北村小夜 19780224 「学校をひらく――“遅れ”の証明」,『朝日ジャーナル』20(8):41
北村小夜 19780602 「学校をひらく――普通学級の“爆弾”」,『朝日ジャーナル』20(22):86
北村小夜 197808 「54年度養護学校義務化とは何か――歴史と現実から学ぶ(全体集会シンポ発題要旨)」(第14回日本臨床心理学総会プログラム・討論資料),『臨床心理学研究』16(2):30-36
北村小夜 19781013 「学校をひらく――養護学校への道」,『朝日ジャーナル』20(41):37
北村小夜 197902 「発題 『できない』子らとかかわりつづけて(第14回日本臨床心理学会総会記録集1 教育現実と心理臨床)」(54年度養護学校義務化とは何か――歴史と現実から学ぶ<全体集会シンポ>),『臨床心理学研究』16 (3):15-19
北村小夜 19790309 「学校をひらく――もう一つの教研」,『朝日ジャーナル』21(9):91
北村小夜 19790713 「学校をひらく――就学相談の季節」,『朝日ジャーナル』21(27):87
北村小夜 19791109 「学校をひらく――小学校への関門」,『朝日ジャーナル』21(44):37
北村小夜 19800325 「義務化一年、学校がどう変わったか」,『福祉労働』6:8-19
北村小夜 19800627 「学校をひらく――選別が生む差別」,『朝日ジャーナル』22(26):42
北村小夜 198007 「近代化の『すき間』にある共に生きる関係に出合え」 (小特集 日臨心編「戦後特殊教育・その構造と論理の批判――共生・共育の原理を求めて」をめぐって),『臨床心理学研究』18 (1):83-85
北村小夜 19810325 「進んだ振り分け、盛んな交流」,『福祉労働』10:8-24
北村小夜 19810625 「我が教え子の就職」,『福祉労働』11:101-106
北村小夜 19810625 「たてまえ行政にみる教育現場」(時代の眼・教育行政診断),『福祉労働』11:153-154
北村小夜 19810925 「就学相談の『まやかし』について」(時代の眼・教育行政診断),『福祉労働』12:79-80
北村小夜 19811120 「養護学校義務制と障害児教育の現状」,「ともにいきる」教育をめざす会編『ともに生きともに学ぶ――障害児はいま学校で」:120-128,労働教育センター
北村小夜 198008 「権力と闘った仲間は切り棄てられた――教育現場で悩み模索する教師を支えよ」 (特集 危機に立つ日教組),『月刊教育の森』5(8):24-30
北村小夜 19820325 「広島教研障害児教育分科会」,『福祉労働』14:93-106
北村小夜 19820325 「『給食』とは何だったのか」(時代の眼・教育行政診断),『福祉労働』14:142-143
北村小夜 19820625 「管理と排除のはざまで」(時代の眼・教育行政診断),『福祉労働』15:128-129
北村小夜 19820910 「学校をひらく――証拠固めのてくだ」,『朝日ジャーナル』24(37):59
北村小夜 19820925 「『就学相談事例集』を批判する」(時代の眼・教育行政診断),『福祉労働』16:140-141
北村小夜 19821225 「こころのみぞ」(時代の眼・教育行政診断),『福祉労働』17:120-121
北村小夜 19830320 「自由席からの発言――日教組のぬけがら」,『朝日ジャーナル』25(12):130
北村小夜 19830325 「一人の人間として老いる」,『福祉労働』18:8-16
北村小夜 19830325 「企業に奉仕する職業安定所」(時代の眼・教育行政診断),『福祉労働』18:117-118
北村小夜 19830625 「障害児教育にたいする日教組のかかわり」,『福祉労働』19:29-38
北村小夜 19830625 「『校長会パンフ』に提言!」(時代の眼・教育行政診断),『福祉労働』19:140-141 
北村小夜 19830925 「ひずみの縮図」,『福祉労働』20:72-75
北村小夜 19830925 「排除された修学旅行」(時代の眼・教育行政診断),『福祉労働』20:104-105
北村小夜 198310 「教師 かなしいならわしに思う」(特集 働く女がつくる生活),『思想の科学 第7次』38:10-11
北村小夜 19831225 「不況アルミ産業が日の丸を掲げる」(時代の眼・福祉行政診断),『福祉労働』21:121-122
北村小夜 198403 「一人で死ぬ覚悟」(特集 単身者),『思想の科学 第7次』45:6-8
北村小夜 19840325 「熱心な障害児狩り」,『福祉労働』22:14-22
北村小夜 19840325 「伝習館裁判高裁判決」(時代の眼・教育行政診断),『福祉労働』22:78-79
北村小夜 19840625 「それでも教師と子どもの闘いは続く」,『福祉労働』23:84-93
北村小夜 19840625 「一九八四年東京〇区 三月~四月」(時代の眼・教育行政診断),『福祉労働』23:117-118
北村小夜 19840925 「専従保母で働くYさん」,『福祉労働』24:69-74
北村小夜 19840925 「……だからわける」(時代の眼・教育行政診断),『福祉労働』24:141-142
北村小夜 19850325 「『まり子さんのおかげです』――ねむの木学園の子どもたち」(ひとと施設――実像にせまる),『季刊福祉労働』26:4-17
北村小夜 19850925 「門も塀も鍵もない施設――かにた婦人の村と深津文雄」(ひとと施設――実像に迫る3),『季刊福祉労働』28:8-24 
北村小夜 19851105 「『らんがく舎』に期待するもの」,『がんばれガキンコ――らんがく舎七年間の泣き笑い』:1-5,国土社
北村小夜 19851225 「問われるべきは『指導の体制』なのか?――東京・葛飾通勤寮と山川宗計」(ひとと施設――実像に迫る4),『季刊福祉労働』29:8-22
北村小夜 198602 「障害や能力によってわけて教育されてきた子どもたちをとおして見えてきたもの(東京)」(特集 教育改革運動・これまでとこれから――教育現場からの発言),『教育評論』464:58-62
北村小夜 19860325 「それでもやっぱり選別されて――『学習遅進児』のための私立武田南高校」(人と施設――実像に迫る5),『季刊福祉労働』30:8-20
北村小夜 19860925 「教育反動のいま、分けられた側からは教育がよく見える」,『季刊福祉労働』32:39-54
北村小夜 19861225 「大切にお世話される障害者たち――身体障害者授産施設・泉の家を訪ねて」,『季刊福祉労働』33:124-134
北村小夜 19870325 「季節風 書評:徳田茂・森義久編『地域に生きともに育つ――新たな「障害児」教育をめざして』」,『季刊福祉労働』34:109
北村小夜 19870925 「秋田での勝利――清水大輔・聡子兄妹 念願の秋田市立日新小転校実現」,『季刊福祉労働』36:81-82
北村小夜 19870925 「生きていくのに条件はいらない」,『季刊福祉労働』36:96-109
北村小夜 19871225 「いい所づくりはともかくいい所さがしはやめよう」,『季刊福祉労働』37:65-75
北村小夜 19880325 「自由のない教育は教育の名に値しない」,『季刊福祉労働』38:121-134
北村小夜 19880625 「福祉ドレイ工場 大久保製壜・千葉裁判の場合」,『季刊福祉労働』39:64-72
北村小夜 19880625 「増加する養護学校高等部――障害児の高校進学を阻むもの」,『季刊福祉労働』39:120-130
北村小夜 19880925 「日常生活の中の排除と差別の心性」,『季刊福祉労働』40:8-18
北村小夜 19880925 「中学生の思想・信条の自由を否定した内申書裁判最高裁判決」,『季刊福祉労働』40:117-118
北村小夜 198901 「女性と天皇制――女教師の役割」(特集 「昭和」散る乱),『新日本文学』44(1):76-80
北村小夜 19890625 「どうなる養護学校高等部の職業教育」,『季刊福祉労働』43:56-63
北村小夜 19890625 「『望ましい』('58)から『するものとする』('89)へ――改訂指導要領批判」,『季刊福祉労働』43:103-105
北村小夜 19890925 「教科書に障害児が載り始めた」,『季刊福祉労働』44:135-141
北村小夜 19900325 「能力主義による分離・分断の到達点」,『季刊福祉労働』46:38-48
北村小夜(文責) 19900325 「指導要領こぼれ話 いっそのこと全部教えたら」,『季刊福祉労働』46:90-91
北村小夜 19900325 「今こそ必要な伝習館実践――伝習館裁判最高裁判決報告」,『季刊福祉労働』46:106-108
北村小夜 19900625 「高校を開く」,『季刊福祉労働』47:130-134
北村小夜・篠原睦治 19900810 「大久保製壜懲戒解雇処分取消し訴訟『恋愛・結婚する資格』,日本臨床心理学会編『裁判と心理学――能力差別への加担』:159-232,現代書館
北村小夜 19900925 「『あわれみの深い天皇』と『幸の薄い障害者』」,『季刊福祉労働』48:32-48
北村小夜 19900925 「しごきか!――『授業中の水死』裁判傍聴記」,『季刊福祉労働』48:107-108
北村小夜 19901225 「中国はもう一度革命が必要である」(長春師範学院通信 第1回),『季刊福祉労働』49:110-113
北村小夜 19910325 「言葉は教えてはならないのではないだろうか」(長春師範学院通信 第2回),『季刊福祉労働』50:134-137
北村小夜 19910625 「あっけらかんと、できないことを「侮る」人の中で」(長春師範学院通信 第3回),『季刊福祉労働』51:122-125
北村小夜 19910925 「お金がほしいときは,お金をくれる人が“いい人”」(長春師範学校通信 第4回),『季刊福祉労働』52:112-115
北村小夜 19911225 「分け続けた教育のさらなる分離」,『季刊福祉労働』53:63-72
北村小夜 19911225 「公私混同」(長春師範学院通信 最終回),『季刊福祉労働』53:134-137
北村小夜 19920325 「心がけを強調する小学校保健教科書――障害児は一人も出てこない」,『季刊福祉労働』54:32-41
北村小夜 19920925 「『共に学ぶ』中身をとらえ返す時――『通級による指導に関する充実方策について』を読んで」,『季刊福祉労働』56:54-64
北村小夜 19930325 「就学システムを超えて」,『季刊福祉労働』58:12-22
北村小夜 19930620 「いま、いいところ“千葉”」,『千葉県の統合教育』:124-129
北村小夜 19930925 「障害児の高校進学の現状をめぐって」,『季刊福祉労働』60:138-146
北村小夜 19931225 「判決は共に学ぶ大きな流れを止めることはできない」,『季刊福祉労働』61:113-114
北村小夜 19940325 「排除や差別に拍車をかける新学習指導要領」,『季刊福祉労働』62:95-103
北村小夜 19940625 「急速に進む障害児の高校進学への取り組み――九四年度の受験状況」,『季刊福祉労働』63:124-131
北村小夜 19940925 「急速に進む障害児の高校進学への取り組み」,『季刊福祉労働』64:124-131
北村小夜 19950325 「“共に学ぶ”は本当に進んでいるだろうか」,『季刊福祉労働』66:60-70
北村小夜 19950625 「“一部勝訴”だけれど」,『季刊福祉労働』67:145-147
北村小夜 19951225 「知的障害児の英才教育が始まる」,『季刊福祉労働』69:107-109
北村小夜 199601 「障害があっても点数がとれなくても“ふえる高校をめざす子どもたち”」(特集 障害児教育の現在――共生・共学はどこまですすんだか),『教育評論』584:24-28
北村小夜 19960325 「『共に学ぶ』とりくみと教育行政」,『季刊福祉労働』70:21-30
北村小夜 19960625 「『共に』をめざす取り組みは高校へも確実に広まっている――障害児の高校進学、1996年度の状況」,『季刊福祉労働』71:142-149
北村小夜 19961225 「『特殊教育』の生き残る道」,『季刊福祉労働』73:121-129
北村小夜 19970625 「都電に乗って、“都電もなか”を作りに行く――知的障害を持つ二人が働く和菓子屋さん」(特集 障害者と共に働く),『季刊福祉労働』75:59-66
北村小夜 19970625 「1997年、障害児の高校進学状況」,『季刊福祉労働』75:132-144
北村小夜 19970925 「現場からのレポート 21世紀に向けての文教政策の中の『特殊教育』再編」,『季刊福祉労働』76:122-129
北村小夜 19970925 「『うさぎ色の季節』 緒島英二作、長谷川知子絵」,『季刊福祉労働』76:117
石川憲彦・北村小夜 199905 「応援・協力人から『お・は』にいいたい!」,『おそい・はやい・ひくい・たかい』3:108-110
北村小夜 199908 「御真影に取って代わる『日の丸』国旗・国歌法案」 (特集 小渕145国会),『インパクション』115:46-51
北村小夜 199911 「『障害児を普通学校へ・全国連絡会』の運動と子どもの権利条約」(FOCUS 子どもの権利条約10周年――今、日本の子どもたちに何が必要かを考えるために),『アムネスティニュースレター 』311:7-8
北村小夜 19991225 「映画『えんとこ』と本『えんとこ』」,『季刊福祉労働』85:129-130
北村小夜 20000325 「共に学ぶ教育はいま――新学習指導要領は障害児にどう機能するか」,『季刊福祉労働』86:76-83
北村小夜 200102 「共に学ぶ地域の学校づくりをめざす立場から――報告書を読んで 評価と課題」(特集 ノーマライゼーションの教育へ――障害児教育と協力者会議報告の課題),『教育評論』646:29-32
北村小夜 20010325 「これでは世紀は越えられない――『二十一世紀の特殊教育の特殊教育の在り方に関する調査研究協力会議』報告を読む」,『季刊福祉労働』90:30-39
北村小夜 200104 「国家の強制奉仕が始まる――教育基本法の見なおしについて」(特集 子どもが危ない――包囲される子どもたち),『インパクション』124:28-37
北村小夜 200105 「本の紹介 津田道夫『君は教育勅語を知っているか』――払拭されなかった教育勅語体制を撃つ」,『人権と教育 障害児と親と教師をむすぶ』34:80-83
北村小夜 20010625 「ブックガイド・杉本章 『障害者はどう生きてきたか――戦前戦後障害者運動史』」,『季刊福祉労働』91:122
北村小夜 200108 「養護学校になぜ『つくる会教科書』か」,『技術と人間』 30(7):38-43
北村小夜 200108 「『つくる会』教科書と石原慎太郎」(特集 石原慎太郎批判),『インパクション』 126:46-53
矢玉四郎・北村小夜・石川憲彦 200108 「わからない子に大人のできること」,『おそい・はやい・ひくい・たかい』12:34-37
北村小夜 20020325 「共生・共学ありそうでなく当たり前――学校教育法施行令改正案をみる」,『季刊福祉労働』94:23-31
北村小夜 20020325 「カオル裁判高裁で勝利――『共に学ぶ』と『憲法九条』は棚上げのまま」,『季刊福祉労働』94:118-119
北村小夜 20020802 「戦前の『修身』にそっくり『心のノート』(心に「教科書」は必要?官製の研修しか受けられない?『ゆとり』という名の管理教育)」,『週刊金曜日』10(30):61-63
北村小夜 200209 「パレスチナ/イスラエルから日本を、世界を知る――『パレスチナ/イスラエルの女たちは語る オリーブがつくる平和へのオルタナティブ』(刊行委員会編)」(インパクト・レヴュー Culture & Critique),『インパクション』132:231-233
北村小夜 20020925 「季節風 学校保健法施行規則一部『改正』で就学時健康診断・就学指導はどう変わるか」,『季刊福祉労働』96:125-127
北村小夜 20030325 「進む能力主義を下から支える『特別支援教育』」,『季刊福祉労働』98:29-38
北村小夜 200304 「子どもたちの危機、奉仕活動の義務化 青少年の奉仕活動、体験活動の推進方策等について (答申) を読む 」,『飛礫 労働者の総合誌』38:83-93
北村小夜 200304 「教育基本法と能力主義――これ以上弱者を排除するのか」 (特集 イラク攻撃と教育基本法改悪),『インパクション』135:73-81
北村小夜 200305 「河合隼雄のイデオロギー・キャンペーン(シンポジウム 『心』まで管理しないで――教育基本法『改正』がもたらすもの)」,『人権と教育 障害児と親と教師をむすぶ』38:40-46
北村小夜 20030625 「障害児の高校進学 2003年春」,『季刊福祉労働』99:142-148
北村小夜 20030925 「現場からのレポート “一人一人の個性に応じ、その能力を最大限に伸ばす”は、共にでなく分離をめざすものである――『包括的初中教育改革推進方策諮問』を読んで」,『季刊福祉労働』100:156-163
北村小夜 20040325 「能力主義の進展に従って特殊教育は発展し、その構造の上に特別支援教育は位置付けられた」,『季刊福祉労働』102:17-26
北村小夜 200407 「心と体が奪われていく――『教育』と戦争する国づくり」(特集 イラク戦時下の社会再編――戦時体制はどのようにつくられているのか),『インパクション』142:42-55
北村小夜 20040810 「最近の教育改革の底流にあるもの」,障害児を普通学校へ・全国連絡会編『障害児が学校へ入ってから』:190-198,千書房
北村小夜 20041101 「障害をもつ子どもにとって四教科とはなにか」,『おそい・はやい・ひくい・たかい』25:24
北村小夜 200412 「逆らわない心・丈夫な体――改憲と教育基本法『改正』のめざすもの」(特集 憲法という「戦場」),『インパクション』144:43-51
北村小夜 20050201 「能力主義をささえる特別支援教育」,『おそい・はやい・ひくい・たかい』26:28-29
北村小夜 20050325 「戦争できる国づくりのための教育『改革』と特別支援教育」,『季刊福祉労働』106:12-22
北村小夜 200505 「子どもたちを取り巻く目に見えぬ『強制』――戦争は教室から始まる」,『科学的社会主義』85:66-71
北村小夜 20050625 「現場からのレポート 障害児の高校進学を阻むもの」,『季刊福祉労働』107:148-156
北村小夜 20060325 「特別支援教育の充実でいっそう分離が進む――中教審答申を受けて」(特集 能力差別と分離が進む「新しい時代の義務教育」),『季刊福祉労働』110:25-35
北村小夜 200604 「皇后・良子(ながこ)の戦争責任」,シビル市民講座「女性天皇について考える」編『「女性天皇について考える」連続自主講座の記録』:**-**,シビル運営委員会
北村小夜 200606 「障害児の教育権保障の立場から」,明治大学軍縮平和研究所編『教育基本法改正案を問う。――愛国心は必要か?(季刊『軍縮地球市民』臨時増刊)』:107-111,西田書店
北村小夜 20060625 「現場からのレポート 障害児の高校進学――小橋弘照君の三度の高校受験から」,『季刊福祉労働』111:140-147
北村小夜 200611 「加速する能力主義と進む管理」,山内乾史, 原清治編『リーディングス日本の教育と社会1 学力問題・ゆとり教育』:261-286,日本図書センター
北村小夜 200612 「教育基本法『改正』案は廃案に」 (特集 総反攻の論理――安倍政権と闘うために),『インパクション』155:68-71
北村小夜 20061225 「季節風 教育界に混乱と荒廃をもたらす全国学力・学習状況調査」,『季刊福祉労働』 113:144-146
北村小夜 20070625 「現場からのレポート 障害児の高校進学――二〇〇七年春」『季刊福祉労働』115:150-155, 現代書館
北村小夜 200710「教材から見る皇民教育――どれほど変わったのか、変わらなかったのか 」(特集 「美しい皇国」は壊れるか),『飛礫 労働者の総合誌』56 5-29
北村小夜 20080325 「障害児の高校進学はいま――高校が教育するところから教育を必要とする順に入れろ」,『季刊福祉労働』118:71-79
北村小夜 200804 「『分けるな』をいまこそ」,日本社会臨床学会編『シリーズ「社会臨床の視界」第1巻 「教育改革」と労働のいま』:172-207,現代書館
北村小夜 20080625 「現場からのレポート 障害児の高校進学状況 二〇〇八年春」,『季刊福祉労働』119:132-137
北村小夜 200811 「障害児の高校進学状況はいま」(特集 インクルーシブ教育のいま),『解放教育』38(11):57-64
北村小夜 20090325 「統合をめざさない『交流及び共同学習』は分際の弁えの強要――改訂小学校学習指導要領は障害児とどうかかわるのか」(特集 改訂学習指導要領と教育の現在),『季刊福祉労働』122:52-61
北村小夜 200910 「『天皇祝賀』が教育にもたらすもの」(特集 鳩山政権下の天皇制と教育),『飛礫 労働者の総合誌』64:9-23
北村小夜 20100131 「発題 岡村さんは『抵抗の闘い』を支え続けた 」,『社会臨床雑誌』17(3):87-90
北村小夜 20100325 「『高校に入れたら支援する』という高校無償化は、機会均等に寄与しない」(特集 新政権で教育はどう変わるか),『季刊福祉労働』126:85-91
北村小夜 20100625 「現場からのレポート 障害児の高校進学をとりまく状況 二〇一〇年春」,『季刊福祉労働』127:129-135
北村小夜 20110325 「養護学校義務化反対闘争四〇年――何が変わって何が変わらないか」(特集 今、地域で共に学び・生きる運動は),『季刊福祉労働』130:33-44
北村小夜 20110625 「現場からのレポート 障害児の高校進学二〇一一年春――あらためて高校とは」,『季刊福祉労働』131:164-171
北村小夜,20120625 「障害児・者の高校進学 二〇一二年、春」,『季刊福祉労働』135:119-124
北村小夜 20121225 「季節風 障害者差別禁止を謳う『自民党 日本国憲法改正草案』に、障害者はだまされるな」,『季刊福祉労働』137:137-141
北村小夜 20130130 「全国の状況を踏まえて」,『「障害児」の高校進学を実現する全国交流集会 in SAITAMA』:3-5
北村小夜,20130325 「安倍政権による教育再生とは――再び自民・公明連立政権が始まった」,『季刊福祉労働』138:40-50
北村小夜 20130530 「安倍政権の『教育再生』計画」 (特集 討論 安倍政権とは何か、どう対決するか),『季刊ピープルズ・プラン』61:85-90
北村小夜 20130831 「共に学んでひびき合う」,堀利和『はじめての障害者問題――社会が変われば「障害」も変わる』:170-191,現代書館
北村小夜 201311 「憲法審査会傍聴記 安倍政権の動きに警戒」(特集 ニッポンはどこへ――状況と批判),『人権と教育 障害児と親と教師をむすぶ』 58:121-127
北村小夜 20131125 「生きていくときに大切なこと――知的障害をもつ子と仕事のエピソード」,『おそい・はやい・ひくい・たかい』76:95-97
北村小夜 20140125 「普通学級のゆくえ―障害や能力で子どもたちを分けたことで」,『おそい・はやい・ひくい・たかい』77:70-75
北村小夜 20140625 「現場からのレポート 第六十三次日教組教研集会報告」,『季刊福祉労働』143:122-128
北村小夜 20150925 「戦前回帰の教育現場――戦後教育の根幹を覆す『国家教育権の復活』に教育現場は見合う抵抗をしているか」(特集 「戦争できる国づくり」への国民再統合),『季刊福祉労働』148:23-32
北村小夜 20170206 「書評 池田浩士[著]/髙谷光雄[イラスト]『戦争に負けないための二〇章』」,『季刊ピープルズ・プラン』75:153-156
北村小夜 20170428 「クローズアップされるパラリンピック――競うものである限り差別は拡大する(特集 2020年問題 : 東京オリンピック・原発再稼働・改憲・天皇『退位』)」,『季刊ピープルズ・プラン』76:100-103
北村小夜 20170625 「現場からのレポート 『第六十六次日教組教育研究全国集会――平和を守り、真実をつらぬく民主教育の確立 in NIIGATA』に参加して」,『季刊福祉労働』155:146-151
北村小夜 20181225 「パラリンピックでまき散らされるパラアスリート像は障害者理解を広げるか」(特集 感動ポルノ――障害者は健常者に感動を与える存在か),『季刊福祉労働』161:62-69
北村小夜 20190823 「パラリンピックは障害者差別を助長する」,天野恵一・ 鵜飼哲編『で、オリンピックやめませんか? = Why don't you stop the Olympics?』:55-64,亜紀書房
北村小夜 20191214 「パラリンピックは障害者差別を助長する」,障害児を普通学校へ・全国連絡会編『北村小夜のことばと私たち――分ける教育と戦争』:74-81,千書房
北村小夜 20191214 「分けるなと言い続けますが」,障害児を普通学校へ・全国連絡会編『北村小夜のことばと私たち――分ける教育と戦争』:82-83,千書房
北村小夜 20210325 「公教育は『同学年、同一空間、同一教材』が大前提――GIGAスクール構想の罪」,『季刊福祉労働』170:20-26

■対談・座談会・インタビュー

小山内久・加藤まさ子・金井律子・古川清治・北村小夜・松村敏明・山口正和・八木下浩一 19811120 「座談会 ほんものの『障害児』教育とは」,「ともにいきる教育」をめざす会編『ともに生きともに学ぶ――障害児はいま学校で』:233-270,労働教育センター
福井達雨・北村小夜・篠原睦治 19850625 「施設は施設を超えられるか――福井達雨―止揚学園」(ひとと施設――実像に迫る2),『季刊福祉労働』27:8-21
片桐健司・北村小夜・古川清治・山口正和・山田真・八木下浩一・岡村達雄 19860527 「座談会 いま、地域の学校は」,岡村達雄・古川清治編『養護学校義務化以後――共生からの問い』:205-246,柘植書房
小福田史男・嶺井正也・北村小夜 19870325 「養護学校義務化とは何であったか」,『季刊福祉労働』34:10-28
岡村達雄・北村小夜・石毛鍈子 19890325 「対談 養護学校義務化とは何だったのか」,『季刊福祉労働』42:8-39
村田栄一・榎本留美・北村小夜 19900325 「子ども、教師はどこまで自由でいられるか」,『季刊福祉労働』46:8-37
石井小夜子・中川明・星屋令子・北村小夜 19900625 「子どもの権利条約――問われる大人の子ども観」,『季刊福祉労働』47:8-27
北村小夜・伊部篤・山田晴子・古屋二三男 19950625 「障害児の高校進学――今年の状況」『季刊福祉労働』67:130-144
加納実紀代・川田文子・北村小夜 19970131 「“ウソを100回言ってホントにしようとする”『新しい歴史教科書をつくる会』に抗議する(自民党単独政権下で蠢動『自由主義史観』唱える妖怪たち)」,『週刊金曜日』5(4):20-21
松友了・山口正和・北村小夜 19980325 「対談 『共に学ぶ』とインクルージョンをめぐって 」,『季刊福祉労働』78:12-28
神本美恵子・岡村達雄・名谷和子・矢作美恵子・北村小夜 19990325 「分離と『統合』の再編が進む」,『季刊福祉労働』82:70-91
知花昌一・北村小夜 19990625 「インタビュー 知花昌一――平和な読谷で共に生きる・ことをめざす」,『季刊福祉労働』83:8-11
北村小夜・梅谷明子・矢内健二・大谷恭子・岩渕誠・妹尾久美子・阿久沢悦子・城北養護学校の同級生 19991225 「追悼・金井康治さん――同じ時代を生き、闘い、そしてのちに続く者たちより」,『季刊福祉労働』85:70-83
北村小夜・福井祥・崎山政毅 200003 「こうなったら片っ端からやるしかない――学校教育の現場から」(特集 「日の丸・君が代」の拒み方),『インパクション』118:10-27
井上澄夫・北村小夜・辛淑玉 200105 「鼎談 <小泉・石原シンドローム>に抗して――あなたまかせの政治でいいのか」,『技術と人間』30(4):8-43
トーマス・K. ギルホール・北村小夜  20031225 「インタビュー トーマス・K・ギルホール――日本は三〇年も遅れている。それでも70年代に私たちが闘ったときより条件はよい」,『季刊福祉労働』101:8-11
三宅晶子・北村小夜 20060625 「インタビュー 一人ひとりがみんなで議員の心を動かせば、教育基本法改悪を止められる」,『季刊福祉労働』 111:8-11
王慧槿・北村小夜 20070925 「インタビュー 外国籍の子どもたちに教育支援を」,『季刊福祉労働』 116:8-11
李政美・北村小夜 20091225 「インタビュー 歌は私の祈り」,『季刊福祉労働』125:8-13
北村小夜・長南幸恵 20101125 「対話 先生に、もっと骨を折ってもらいましょう」,『おそい・はやい・ひくい・たかい』58:24-30
趙博・北村小夜 20110325 「インタビュー 縛られず、本気で生きてるか?!」,『季刊福祉労働』130:8-11
東京大学大学院教育学研究科小国ゼミ 20170306 「北村小夜さん『分けない』教育思想と戦後日本の社会運動」,『「障害児」の普通学校・普通学級就学運動の証言――1979年養護学校義務化反対闘争とその後』:58-81
全国不登校新聞社 20170707 『不登校50年証言プロジェクト #22 北村小夜さん』(http://futoko-fonte.sakura.ne.jp/sblo_files/futoko50/image/22futoko50kitamura02.pdf
北村小夜・天野恵一・鶴田雅英 20180828 「北村小夜さんインタビュー かつての愛国少女からみた象徴天皇制の『生前退位』」,『季刊ピープルズ・プラン』81:115-126